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FAQ

「全般的なこと」と「USB版の動作について」と「カーネルのビルド手順」の3つに分けています。


全般的なこと

Chromium OSをビルドが永遠に終わらない

CanalビルドはオリジナルのChromium OSと同じです。オプションを変更してビルドしているだけなのでソースなどの公開はしていません。 オリジナルの手順にある通りビルドして、永遠にビルドが終わらないことはあると思いますが、バグではないように思います。 これについてはChromium OSの意向かもしれないので、こちらでの返答は控えさせてください。


カーネルにパッチしたらソースを公開して

KVMを有効にしたりネットワークドライバを追加していますがカーネルにパッチをしたわけではなくて、カーネルのコンパイルオプションを変更したものです。 次の画像はGUIでカーネルのオプションを変更しているところです。 RealTekのネットワークドライバ RTL-8139を追加しています。
カーネルのコンフィグレーションファイル(.config)を公開するようにしました。 「カーネルのビルド手順」と合わせてご参照ください。


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USB版の動作について

USBメモリの書き込みで失敗します

R56以前のイメージでは8GBのUSBメモリによっては容量不足で書き込めない場合があります。 16GB以上のUSBメモリをお使い下さい。


AMDのCPUで動作しますか?

試していませんが64bit版は恐らく動作しません。32bit版(の古いほう)ならAMDのCPUでも動作を確認しています。


オンボードのネットワークデバイスが認識されません

USBタイプのネットワークデバイスも認識するものもあるようです。 またR58.0.3029.145から、RealTek RTL-8139などのPCIのネットワークカードのドライバを追加しました。 中古で数百円程度なので失敗しても惜しくないという感覚なら問題ないかもしれません。


カーネルのビルド手順

カーネルの.configファイルを公開するようにしましたが、このファイルはビルドスクリプトによって自動生成されるものなので、カーネールのビルド手順について説明します。 Canalビルドはamd64-generic ( export BOARD=amd64-generic ) をビルドしています。
まずカーネルのソースコードのフォルダに移動します。 例えば ~/trunk/src/third_party/kernel/4.4 フォルダに移動します。


# ./chromeos/scripts/kernelconfig editconfig

カーネルの設定を変更できるGUIのソフトが起動しますが、CPUなどの違いによって複数の.configが存在します。 Canalビルドでは2番目の.configを使います。 kernelconfigを起動後、'S'キーを押して、1番目をスキップします。 次にエンターキーを押して2番目の.configの編集に入ります。 編集が終わったら、EXITして、残りの.configをすべて'S'キーでスキップします。

次のコマンドでコンパイルします。


# FEATURES="noclean" cros_workon_make --board=${BOARD} chromeos-kernel-4_4 --install

コンパイルに成功したらbuild_imageのあるフォルダに移動して次のコマンドでイメージをビルドして完成です


./build_image --board=${BOARD} --noenable_rootfs_verification base

カーネルを編集する前に、次のコマンドで編集できるようにする必要があります。 正確ではないかもしれないので、何もせず、cros_workon_make を実行して、 エラーメッセージを見ると正確なコマンドがでてくるので、そちらを参照してください。 以下は参考まで。


# cros_workon --board=${BOARD} start chromeos-kernel-4_4

上記手順で必ずうまくいくとは限りません。 実際、nVIDIAやAMDのGPUを有効にしても動作しません。 全く無保証であることに注意してください。